ツルツル、ザラザラって?
私たちの暮らしは、科学技術や経済成長のおかげで豊かで便利になりました。今の社会は、単純化すると経済を成長させ「お金が増えるとみんなが幸せになる」が前提です。
そして、経済成長を進めるために自由化・効率化=ツルツル化(効率の悪いものを減らす)してきました。
昔から生活にあった様々なデコボコ・ザラザラ(時間をかけて物を作ったり習慣が違ったり)を減らし、物もお金も人も、効率的に動かし、今やツルツル・ピカピカです。
しかし、ツルツル社会は競争と時間に追われる社会です。そこで勝者になれる人、ついていける人は少ないのです。そうではない人の方が圧倒的に多くいます。その結果が、孤立、分断、また引きこもりなどです。一方で、ツルツル化による成長、大量生産、大量消費は地球温暖化のような大きい問題ももたらしています。SDGsとはツルツル化を見直そうという運動とも言えます。
私たちが取り除いてきたザラザラとは、「人間的な生活、生き物としての人間の営み。人と人のふれあい」から出てくる色々なものではないでしょうか。
経済成長を前提としないザラザラ社会では、民主主義の仕組みとか、政府の国の役割も違ってきます。
構想日本はザラザラ社会の方が平和で、多くの人が幸せになれると考えています。しかし、世界はまだツルツル化が進んでいます。そこでまずは、ツルツルとザラザラが選択できる世界二制度の仕組みを考えようと提案しています。
参考:加藤著「ツルツル世界とザラザラ世界 世界二制度のすすめ 」
ツルツル化する社会をより良い状態に導くアイデアを発信、実践していきます。
構想日本は、生きづらさの大きな原因とも言えるツルツル化を見つめ直し、「生きものとしての人間」が暮らしやすい社会を考えていく活動をスタートする予定です。
その活動内容を充実させる貴重な意見として、以下のアンケートを行います。是非ご回答ください。
回答の集計結果は、直接、回答して頂いた方にご連絡します。
アンケート回答のお願い
▼質問項目
①身近なところで「ツルツル」だと思うものやことをいくつでも挙げてください。
②身近なところで「ザラザラ」だと思うものやことをいくつでも挙げてください。
③今の社会でこれが問題だとあなたが思うことをいくつでも挙げてください。
▼回答方法
グーグルフォームよりご回答ください。
https://forms.gle/EosCiVcQWP2tZfum9
▼ツルツルとザラザラの例
問い合わせ先
一般社団法人構想日本(担当:永由)
TEL:03-5275-5607
Mail:info_turuzara@kosonippon.org