住民対話タイプ

自分たちは「どうありたいのか」、まちを「どうしたいのか」が見えてきます。

5つのポイント

① 住民同士の「対話」から議論が発展。
② 政策論ではなく「生活実感」をもとに。
③ 構想日本の「コーディネーター」が進行役。
④「多様」な住民から「多様」な意見。
⑤ 批判や要望より「自分たちでできること」。

主なテーマ

  • 総合計画
  • コミュニティ施設
  • 学校跡地活用
  • 駅前再整備
  • 複合施設
  • 庁舎建設
  • 市民プール
  • 公園
  • 地域包括ケア
  • 子育て支援
  • 健康づくり
  • 介護・高齢者福祉
  • 自治振興条例
  • 行政の情報発信
  • 原発
  • 自然エネルギー
  • ゴミ問題
  • 防災
  • 関係人口
  • 公共交通

改善提案シート

議論の内容をまとめた「改善提案シート」は、
最終的に自分ごと化会議(住民対話タイプ)の
報告書となります。

地域の課題について住民が「対話」する。

「自分ごと化会議(住民対話タイプ)」は、子育て、介護、防災、さらにはまちの将来計画といった身近な課題や地域の未来などを話し合います。政治や行政任せにせずに、住民自らが「自分ごと」として考え、意見を出し合うことを目的に、構想日本が2014年からはじめました。住民同士が「対話」を行い、シナリオは一切つくりません。住民の「生活実感」を入口に議論を進め、気づきを促します。これまで行政の取り組みやまちづくりに関わってこなかった「ふつうの人」の参加が多く、女性や若者の割合が高いのも特長です。

議論を深める構想日本の「コーディネーター」。

感情的な対立を避けて話しやすい雰囲気をつくり、論点整理を行うために、さまざまな地域の現場や課題を熟知している人をコーディネーターとして議論を進行します。また、それぞれのテーマについて、専門的視点から意見の提供を行うナビゲーターも構想日本が選び、議論に参加します。

大切なのは「自分たちでできること」は何か。

行政への要望や批判ではなく、まずは「自分たちでできること」を考えます。「何をすべきか」ではなく、「自分たちはどうありたいのか。まちをどうしていきたいのか」を議論することが、具体的な行動の変化につながります。参加者にとっては、自分のまちのことを知り、これからの暮らし方を考えるきっかけにもなるのです。

住民と行政に「新たな動き」が生まれる。

参加した住民は、地域の課題が「自分ごと」になります。「自分ごと化会議(住民対話タイプ)」の終了後もOB・OGが継続して集まり、地域の課題解決のために議論や行動を起こしている事例が続々と生まれています。また、行政も住民同士の議論から出た、住民目線の改善策やアイデアを取り入れることで、事業の見直しや新規実施につなげています。

参加者アンケートの結果

  • アンケート結果:参加後の感想
  • アンケート結果:市政への自身の意識の変化
  • アンケート結果:今後も市民同士で課題を議論し、市へ提案できる場に参加したいか

※参加した市民(2019年度開催分総計)のアンケート結果より