- 【No.1149】代表・加藤が読者の暮らしの症状を診断・ツルザラクリニックVol.4!
構想日本 メールマガジン #1149 2025.3.6発行
TOPビジュアル:壁画絵師 木村英輝
TOPICS
◆ツルザラクリニック Vol.4
◆活動報告<2月の自分ごと化会議>
◆おしらせ<3月の自分ごと化会議>
◆月刊コピー
◆【編集後記】リザレポンのひとりごと会議
※バックナンバーは こちらから
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ツルザラクリニック Vol.4
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代表 加藤が、読者の暮らしの症状を診断します!Vol.4
診断:「太らせて、痩せさせる」が蔓延
Q: 日本人の「脂肪好み、甘いもの好み」の傾向と同時に、カロリー「ゼロ」などのダイエット食品も多いですね。
A: 前回(診断:ツルツル味覚症候群)、世界の食品会社は人間が本能的に求めている塩分、糖分、脂肪分を使って、私たちに次々と食品を買わせている。私たちもどんどん脂肪好み、甘いもの好みになっているということを書きました。
一方で、私たちは塩、糖、脂肪を食べても体に溜まらないよう、味わっても吸収しないよう大変苦心をしています。そして企業は、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「脂肪を流す」といったうたい文句で次々と飲食料品やサプリを販売してきます。テレビやネットにはこれらの宣伝、広告があふれていることからも、この分野が巨大なビジネスになっていることが分かります。
「食べさせて、流させる」つまり「太らせて、痩せさせる」。豊かな国のマッチポンプですね。
しかも、その両方で広告、販売、宣伝に膨大なエネルギー、費用を使っています。コスパ、タイパ全盛のツルツル社会において、人間全体、地球規模で見るとコスパ、タイパは最悪です。どぎつく言うと、可能なら食べ物は喉を通ったら排出したい。本来の「生き物としての人間」と「食べ物」からどこまで遠ざかるのでしょうか。
“トランプ式”治療法:塩分税、糖分税、脂肪税を取る(環境税と同じ考え)
*「ツルツル」社会とは、効率、成長優先で物が豊富で便利だが、ストレスの多い社会。「ザラザラ」社会とは、少し不便だが人間らしい生活ができる社会。
<募集>
みなさんが日常で感じる「ツルツル」なあり方への違和感、疑問を募集しています。
https://forms.gle/kV8mJF4rNCaqEBxZ6
上記URLからご応募ください。
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活動報告<2月の自分ごと化会議>
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●2月1日 群馬県太田市 太田市自分ごと化会議2024(全4回の最終回)
●2月1日 岡山県津山市 つやま未来デザイン会議(全4回の2回目)
●2月8日 和歌山県かつらぎ町 かつらぎ町自分ごと化会議(全2回の最終回)
●2月16日 群馬県前橋市 地域福祉市民ワークショップ(全4回の最終回)
●2月16日 山梨県丹波山村 たばやま自分ごと化会議(全4回の1回目)
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おしらせ<3月の自分ごと化会議>
*近くにお住いの方は、ぜひ傍聴にお出かけください。
事前申し込みが必要な自治体もございますので、詳細は各自治体のホームページ(リンクをクリック)をご覧ください(リンクがない自治体もあります)。
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●3月8日(土)山梨県丹波山村 たばやま自分ごと化会議(全4回の2回目)
●3月16日(日)岡山県津山市「つやま未来デザイン会議」(全4回の3回目)
【自治体HP】こちらをクリック
●3月30日(日)山梨県丹波山村 たばやま自分ごと化会議(全4回の3回目)

民主主義はセルフサービスです。
料理やドリンクを、自分で選んで自分で運ぶ。
お店の人に任せるのではなく、「自分たちの手」で行うのがセルフサービスです。
これは、飲食店のみならず「民主主義」についても言えるのです。
政治家や行政に任せっぱなしにせず、自分たちが関わる。
まちの課題にセルフサービスで取り組む人たちが多いまちは、いいまちだと思いませんか。
子どもに沢山習い事をさせる家庭が多いなーと最近思います。多いと「週に7個」習い事、なんていう話も聞き、子どもが忙しくて気の毒、と思うと同時に、送迎やお月謝など親の負担も計り知れないと驚きます。
なぜそんなに小さい頃から詰め込むのかと不思議に思うのですが、「本人がやりたがるから」「子どもの可能性を広げたいから」などが理由のよう。
最近読んだ本「スマホ育児が子どもを壊す(石井光太著・新潮社)」には、「多くの親は自分で子供に教える自信も時間もないため、高いお金を払ってプロに『外注』する。子どもを育ててくれる人を探すのが親の仕事」(要約)という内容がありました。
今の親は、子どもに託す夢がたくさんあるんだなぁと思いました。
◆リザレポン
構想日本広報宣伝リーダー/構想日本ジャーナル編集長。絵本作家としての一面も持つ。夫と二人の娘と地方在住。家では和食、外ではエスニック料理が好き。
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