【No.1129】★現場レポート★山形県南陽市自分ごと化会議(第3回目)
2023.09.29

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構想日本メールマガジン【No.1129】 2023.9.29 発行
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<目次>
【1】各地からの現場レポート
【2】この先1か月の活動予定
【3】読者の声

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【1】各地からの現場レポート
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●山形県南陽市 南陽市自分ごと化会議(全4回の第3回目)
南陽市の中学校在学生徒数は平成22年度から令和4年度までの間で、21%減少しました。市内中学校2校は築40年以上経過しており、修繕等にも費用がかかる見込みです。
これまでの3回の会議で、市内3校の中学校・中学生を取り巻く課題や、小規模校のメリット・デメリットについて議論を進めてきました。来月には最終回を迎えます。

【日時】9月17日(日)13:30-16:30
【場所】南陽市赤湯公民館(えくぼプラザ)
【テーマ】南陽市中学校の教育環境を考える
【参加者の声】
・前回出なかった意見が出ていてとても活発的な話し合いができたと思います。次回も南陽市のために頑張ります。
・意見が出にくい場面でも情報の補足をしていただいたり、発言を促していただいたことでとても話しやすかったです。

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【2】この先1か月の活動予定
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●静岡県浜松市水窪(みさくぼ)地域 自分ごと化会議(全4回の第3回目)
社会情勢や人口構造が大きく変わるなか、地域がもつ資源や課題を自分ごととしてとらえ、水窪の魅力を未来につないでいくために何ができるか、議論します。
前回は、今後の水窪をより良くするにはどうすればよいかを話し合いました。また、そのために個人や地域でできること、地域の活動を担う自治会などのコミュニティのあり方についても、意見交換を行いました。
今回は、他自治体で地域の活性化に取り組むナビゲーターをお招きし、前回出た課題について、さらに議論を深めます。

【日時】10月1日(日)13:30-16:30
【場所】水窪山村開発センター 集会室
【テーマ】これからの水窪のありかた
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)

●茨城県那珂郡東海村 「公共施設の在り方」に係る自分ごと化会議(全3回の第1回目)
8月26日、27日に行った「施設レビュー(課題整理)」では、外部有識者、村職員と自分ごと化会議メンバーが参加し、公共施設の現状把握と判定を行いました。今後、実施する3回の自分ごと会議では、施設レビューの結果をもとに、公共施設の「ありたい姿」を中心に話し合います。参加者は施設レビューと同じメンバーで、無作為に選ばれた村民と県立東海高校の生徒が参加します。

【日時】10月8日(日)14:00-17:00
【場所】東海村役場 原子力視察研修室
【テーマ】公共施設の在り方
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)
【自治体HP】「東海村“自分ごと化会議”~公共施設の在り方を考える~」について

●静岡県 2023年度“ふじのくに”士民協働 施策レビュー
総合計画の施策の改善にあたり、以下の4施策(テーマ)について無作為で抽出された県民の改善提案を募る「施策レビュー」を実施します。

【日時】10月15日(日)10:00-17:00(予定)
【場所】静岡県庁
【テーマ】
1)地域主導型の経済政策「フジノミクス」の推進
農林水産業の競争力強化
2)脱炭素社会の構築
3)結婚の希望をかなえ、安心して出産や子育てができる環境づくり
4)危機管理体制の強化
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)
【自治体HP】2023年度”ふじのくに”士民協働施策レビュー

●山形県南陽市 南陽市自分ごと化会議(全4回の最終回)
南陽市の中学校在学生徒数は平成22年度から令和4年度までの間で、21%減少しました。市内中学校2校は築40年以上経過しており、修繕等にも費用がかかる見込みです。
これまでの3回の会議では、市内3校の中学校・中学生を取り巻く課題や、小規模校のメリット・デメリットについて議論を進めてきました。
最終回となる今回は、「どのような中学校でどういった教育を受けさせたいか」、「地域として、個人として中学生のために何ができるか」を考えます。

【日時】10月21日(日)13:30-16:30
【場所】南陽市赤湯公民館(えくぼプラザ)
【テーマ】南陽市中学校の教育環境を考える
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)
【自治体HP】南陽市自分ごと化会議
【構想日本HP】【告知】9月17日(日)に山形県南陽市で「南陽市自分ごと化会議」を開催(第3回)

●山梨県大月市 大月市事業仕分け(事業仕分け3年目)
公開の場で外部の視点を活用し、事業の必要性や効果、手法や主体(住民、民間、行政)の妥当性などを客観的に評価することで事務事業の見直しや改善に活用し、効率的な行政運営の推進等を図ることを目的に実施します。今年度は、外部の視点として、大月市の近隣自治体の職員に参加してもらい、より効果的な事業仕分けを目指します。

【日時】10月21日(日)9:30-16:45
【場所】大月市立大月短期大学2階岩殿ホール/2階L202講義室/2階L203講義室
【テーマ】
1) 市政協力委員長活動事業
2) 結婚新生活支援事業
3) 高齢者運転免許証自主返納支援事業
4) 配食サービス事業
5) こうのとり支援事業
6) 大月市空き家店舗活用事業
7) 合併浄化槽設置推進事業
8) 教員住宅維持管理事業
9) 市民スポーツレクレーション活動事業
10) 施設管理事業
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)

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【2】読者の声
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メルマガに寄せられたお便りを紹介します。今回は#1121の各地からの現場レポートを受けてのご感想をいただきました。ありがとうございます。

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今回も各地での住民協議会(自分ごと化会議)について周知されていました。
山形県南陽市の自分ごと化会議は、10代が全体の42%、女性が全体の58%を占めるとのこと。市内中学校の今後の在り方について、というテーマゆえということでもあるでしょうが、若い人たちが集まって考え、意見を出し合い、それを自治体の施策に活かしていくということは、大変意義のあることかと思います。
学校に関しては10代に当事者性があり、かつ、未来の中心的担い手である若い人たちが主体的に未来を考え形作っていくことは、とても理にかなっていると感じます。
経験も大事ですし、若い人はまずは失敗を重ねて、のちのち大成するというところもありますが、持続可能性であるとか、将来を見据えた判断というものには、今後の人生が長い若い人たちの方がより真剣に、前例や既存の制度、ルールにとらわれずに取り組める部分があるように思います。
子として、自分の親への思いをかみしめ、親として、息子への思いを内省するとき、「自分が幸せであれば自然と親には感謝する」「だからこそ、子どもの幸せを願い、それをサポートすることが親としての務めであり、喜び、目標となる」「そして、自分が幸せでいることが親に対する一番の孝行である」ということを考えています。
世代を超えてバトンをつないでいくにあたっては、こうした感覚も一つのポイントになるのかなと思います。
(自治体職員H様)
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(編集後記)
日中は厳しい残暑が残りますが、秋分の日を境に朝晩の空気が秋らしくなったと感じます。夏の暑さが引くように、構想日本の各地での自分ごと化会議の慌ただしさも少し落ち着いてきました。気づけば10月はすぐそこ、2023年の終わりが見え始めています。年始に設定した今年の目標や、やることリストがどこまで達成できているか、今一度振り返る時期にしたいですね。(それこそ、「自分ごとの仕分け」…?)

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