- 【No.1115】★この先1か月の活動予定★ 7月16日浜松市自分ごと化会議
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
構想日本メールマガジン【No.1115】 2023.6.22 発行
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
<目次>
【1】この先1か月の活動予定
【2】寄稿文(片桐幸雄氏「数学の功罪(2)」)
※バックナンバーはこちらから
■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【1】この先1か月の活動予定
-------------------
浜松市水窪(みさくぼ)地域 自分ごと化会議
地域がもつ、限りある資源や課題を自分ごととしてとらえ、話し合います。
社会情勢や人口構造が大きく変わるなか、水窪の魅力を未来につないでいくために何ができるか、議論します。
【日時】7月16日(日)13時30分~16時30分(予定)
【場所】水窪山村開発センター 集会室
【テーマ】これからの水窪のありかた
【傍聴について】傍聴可、申込不要
■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【2】巻末寄稿文
片桐 幸雄の10行通信「数学の功罪(2)」
-------------------
「数学は楽しい」という特集記事が目に留まった。「本当か」と思った。学生時代、数学は嫌いでも苦手でもないが、得意としたわけでもなかった。だいぶ年を取ってから必要に迫られて数学を勉強し直し、ひどく苦労した。それが終わったとき、「もうこれで数学の勉強は終わりだ」とテキストやノートを処分した。数学には「心」がない。三人死んだのであれば、「死者は三人」とするだけである。この一人一人に歴史があるということは数学からは分からない。勿論、数学にも「功」はある。物事を冷静に、客観的に見つめることが出来るというのは「功」の最たるものであろう。しかし、そのせいで、見失ってしまうことが沢山ある。経済学における数学の多用(濫用と言うべきか)はその最たるものであろう。その「罪」を考えたら、「数学は楽しい」などと言ってばかりはおれない。
-------------------
片桐 幸雄 (かたぎり さちお)
元道路関係四公団民営化推進委員会事務局次長。1948年生まれ。73年に日本道路公団に入社。主に料金設定や経営企画を担当し、2000年に総務部次長。02年から民営化推進委員会に入る。
――――――――――――――――――――――――
(編集後記)
本メールマガジンの編集に限らず、何ごともいざやると「思ったより時間と手間がかかる」と常々思います。それに比べるとそれを消費する時間は短いものです。例えば料理ひとつとっても、1時間かけて作ったものが10分で食べられることもあるでしょう。効率やスピードが重視され、テンプレート流用が当たり前の現代ですが、敢えて野菜ひとつ、映画一本、片付いて整った部屋ができるまでの、見えない過程と時間に思いを馳せれば、それが即ちザラザラ思考の始まりかと思います。蛇足ですが、この編集後記にも思いの外、時間がかけられております。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆J.I.メールマガジンは、構想日本の活動情報などをお届けする無料のメールマガジンです。1.代表及びスタッフが名刺交換させていただいた方、2.ホームページで直接申し込まれた方に配信しています。
◆登録・配信停止・アドレス変更は、 news@kosonippon.org へご連絡ください。
◆みなさんの個人情報は構想日本が厳重に管理し、構想日本の活動に関わるご案内をお送りする以外、使用することはありません。
◆転載をご希望の場合は、ご一報ください。
◆構想日本会員・寄付は、随時募集しております。
□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
発行 : 構想日本、発行責任者 : 加藤秀樹
Copyright(C) 1999-2023 構想日本 All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□