- 【No.1085】★参加申込受付中★ 代表の加藤が講演します! 11月17日(木)19時30分より ※オンライン開催※
★参加申込受付中★ 代表の加藤が講演します! 11月17日(木)19時30分より ※オンライン開催※ #1085
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構想日本メールマガジン【No.1085】 2022.11.10 発行
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<目次>
【1】★参加申込受付中★ 代表の加藤が講演します! ※オンライン開催※
【2】ふるさと住民票(R)の取り組みを行う自治体に、新しい仲間が増えました!
【3】各地からの現場レポート
自分ごと化会議に参加した方の声をお届けします
【4】この先1か月の活動予定
8つの自治体で自分ごと化会議を開催予定
【5】雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談 全29話を公開中
【6】巻末寄稿文
日本の祭りとコロナパンデミックを考える 至学館大学 コミュニケーション研究所長 石田 芳弘
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【1】★参加申込受付中★ 代表の加藤が講演します! 11月17日(木)19時30分より オンラインで開催
「ツルツルな世界とザラザラな世界、あなたはどちらが好きですか?」
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国際人材創出支援センターが主催する「ICB講演会」で加藤が講演します。
加藤が考える「ツルツル世界」「ザラザラ世界」とは?
グローバル社会での活躍を目指す若者に伝えたいメッセージとは?
ぜひ奮ってご参加ください。
●講演会概要
【日時】2022年11月17日(木)19:30~21:00
【開催方法】Zoomによるオンライン配信
【参加費】無料
【申込締切】11月14日(月)21:00まで
☆お申し込みはこちらから(Googleフォーム)
☆詳細はこちら(国際人材創出支援センターHP)https://icbjapan.org/
NPO国際人材創出支援センターとは・・
国際的な場での活躍を目指す人の育成・支援を目指し、意欲ある人たちが集まったり学び合う「知の磁場」を提供している団体。
主に、様々な分野で活躍する方をお招きして行う講演会やインタビュー記事・コラムの公開、国際会議等の場で自信を持って発言できるためのコーチング等を行っています。
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【2】ふるさと住民票(R)の取り組みを行う自治体に、新しい仲間が増えました!
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錦町(熊本県)が、2022年10月からふるさと住民票(R)の取組みをスタートしました!
ゆかりがある人やこれからつながり持ちたいと思ってくれる人に、幅広くふるさと住民になってもらい、イベント参加やまちづくり会議への参加などを通して関係を深め、町の活性化につなげたい狙いがあります。
「ふるさと住民票」は、住んでいない人とつながり、その関係性をゆるく長く続けていくための方法の一つです。
構想日本では、引き続きふるさと住民票(R)を導入する自治体のお手伝いをしていきます。
★詳細はこちらから(ふるさと住民票HP)
※ふるさと住民票(R)とは
人口減少の時代には、居住人口を増やそうとすると自治体間の人の取り合いになります。そこで、その町に関わってくれる人=「関係人口」を増やす仕組みとして考えられたのが「ふるさと住民票(R)」です。
2022年10月時点で、13自治体が取り組みを実施、ふるさと住民は全国で約5,000名を超えています。
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【3】各地からの現場レポート
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群馬県富岡市 一ノ宮地区・富岡地区円卓会議(自分ごと化会議)
11地区の公民館で市民が地域の課題について議論する円卓会議(自分ごと化会議)を開催(5回シリーズの1回目)。構想日本は2つの地区(一ノ宮地区・富岡地区)で会議をサポート。無作為で抽出された市民をはじめ、地域づくり協議会の役員、高校生などが参加しました。
≪一ノ宮地区≫
【日時・場所】10月29日(土)9時30分~12時 富岡市社会教育館
【テーマ】地域運営や地域活動等における役員のなり手不足
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】713人・12人(応募率1.7%)
【参加者の声】
・この地区が問題を解決していこうという気持ちが伝わってきて、今後参加するのが楽しみ。
・地域について、今まであまり考えてなかったので、地域の事を知れてよかった。
・若い人の意見が聞けて大変良かった。
・地域活動をあまり知らなかったのでどうやって十分に知れるのか知りたい。
・地域役員にどんな種類があるのか、どんな仕事を普段しているのか、役員をして自分にどんないいことがあるのか知りたい。
≪富岡地区≫
【日時・場所】10月29日(土)13時30分~16時30分 富岡公民館大会議室
【テーマ】災害への備え
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】282人・6人(応募率2.1%)
【参加者の声】
・自主避難計画を確認し、業務の担当地区の高齢者と情報共有をしておいた方がいいと感じた。事前に声掛けをすることで、お互い安心できると思う。
・多様な世代の意見が出て参考になった。行政の話を聞いて「公助」もそれなりの行動の用意があるのが分かった。
・十代の若者とテーブルを囲んで、地域災害について討論したのは初めての経験であり、真摯な態度で臨めた。
・富岡公民館の備蓄庫の物品が少ない感じがした。
・災害時の具体的な対策、大雨など身近な災害についての対処法、どんな非常食なのかを知りたい。
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【4】この先1か月の活動予定
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(1)京都府長岡京市(仮称)自治振興条例第10回条例検討委員会
令和3年度に開催した「自分ごと化会議in長岡京」の提言書を受け、外部の専門家と公募市民等で条例文案を考えてきました。委員会の開催回数は10回を数え、今回で最終回を迎えます。長岡京市では、条例に加え解説書も作成しますが、解説書の作成まで行うのは全国初の試みです。
【日時】 11月17日(木)18時30分~20時30分(予定)
【場所】 長岡京市産業文化会館1階大会議室
【傍聴】どなたでも傍聴できます。
☆詳細は長岡京市HPよりご覧いただけます。
(2)群馬県富岡市 一ノ宮地区・富岡地区円卓会議(自分ごと化会議)
11地区の公民館で無作為で抽出された市民が地域の課題について議論する円卓会議(自分ごと化会議)を開催。11地区のうち2つの地区(一ノ宮地区・富岡地区)で構想日本が会議をサポート。5回シリーズの会議の2回目が開催されます。
≪一ノ宮地区≫
【日時】11月19日(土)9時30分~12時 (予定)
【場所】富岡市社会教育館
【テーマ】地域運営や地域活動等における役員のなり手不足
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】713人・12人(応募率1.7%)
≪富岡地区≫
【日時】11月19日(土)13時30分~16時30分(予定)
【場所】富岡公民館 大会議室
【テーマ】災害への備え(当日は地区内の危険個所の視察を行います。)
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】282人・7人(応募率2.5%)
(3)群馬県太田市 自分ごと化会議
今年で6年連続の開催。無作為で抽出された市民がまちの課題について議論する4回シリーズの会議の1回目が開催されます。
【日時】 11月19日(土)13時~16時(予定)
【場所】 太田市役所本庁舎3階大会議室
【テーマ】防災
(4)鳥取県琴浦町 ことうら環境アクションンチーム第4回会議(自分ごと化会議)
昨年度行われた「みんなで考える家庭ごみ減量会議」で作成した「提言書」の内容を実行に移すためにチームを発足。そのチームによる4回目の会議が開催されます。
【日時】11月20日(日)9時30分~12時00分(予定)
【場所】琴浦町役場 本庁舎2階 防災会議室
【テーマ】家庭ごみの減量
(5)奈良県奈良市 月ケ瀬地区第3回自分ごと化会議
無作為で抽出された市民がテーマごとに2班に分かれて議論。5回シリーズの会議の4回目が開催されます。
【日時】 11月21日(月)19時~21時30分(予定)
【場所】 月ヶ瀬ワーケーションルームONOONO(A班)、月ヶ瀬行政センター(B班)
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】1,021人・56人(応募率5.5%)
<A班>
【テーマ】共助・地域コミュニティの力を活用したヒト・モノの移動に関する地域課題解決。
<B班>
【テーマ】共助・地域コミュニティを強化する手法。
(6)福岡県大刀洗町 大刀洗町住民協議会
2014年に全国で初めての住民協議会を実施し今年で9年連続の開催。無作為で抽出された町民で議論する4回シリーズの会議の1回目が開催されます。今回の特色は、台湾のJoinを参考にデジタル民主主義を進めている一般社団法人国民会議との連携。新たな試みが加わります。
【日時】11月27日(日)13時~16時(予定)
【場所】大刀洗町役場3階大会議室
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】488人・26人(応募率5.3%)
(7)岡山県新庄村 村づくり自分ごと化会議(住民協議会)
今回で3回目となる新庄村の自分ごと化会議。特色の1つは議会主催であること。さらに今年は「株式会社子ども会議(仮)」との連携という新たな試みが加わりました。今回のテーマである「子どもの教育環境づくり」を考えるにあたり、子供の視点を取り入れるため、村の小・中学生(7歳~15歳)が5人以上集まって議論を行い、その結果を自分ごと化会議に反映します。
☆「株式会社子ども会議(仮)」の詳細はこちらからご覧いただけます。
【日時】11月27日(日)10時~12時(予定)
【場所】新庄村公民館 大会議室
【テーマ】子どもたちの未来につなぐ新庄村ならではの教育環境づくりとは
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】108人・10人(応募率9.3%)
(8)和歌山県かつらぎ町 自分ごと化会議会(事業仕分け)
かつらぎ町で初の事業仕分けを実施します。無作為で抽出された町民が、6事業について評価を行います。
【日時】12月3日(土) 9:00 ~17:00(予定)
【場所】かつらぎ総合文化会館 大ホール
【対象事業】コミュニティバス運行事業、図書館業務、起業支援事業、ほか全6事業
【無作為抽出した人数・応募のあった人数】1,000人・31人(応募率3.1%)
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【5】雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談 全29話を公開中
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大人のどちて坊や・谷野栄治(クリエイティブディレクター)の疑問に、加藤秀樹(構想日本代表)が答えてすすむ雑談ラジオ。
アニメ番組『一休さん』に登場する、“どちて(どうして)ですか?”が口癖のキャラクター「どちて坊や」。その「どちて坊や」の問いかけように、よのなかの出来事に対する”素朴な疑問”から話がはずむ、ゆかいな雑談です。脱線こそ雑談の醍醐味。脱線からうまれる初耳の話を、お楽しみください。
☆先週の第14話に続き、第15、16、17話はこちら!
第15話 希望を示した政治家の演説から始まる「ザラザラ世界が有望なビジョンになる」
第16話 政治にビジネス用語が増えている、から始まる「ザラザラな視点で選挙を観よう!」
第17話 車がいらない若者から始まる「釣りは野生の勘を言語化する」
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「脱線!どちて雑談」をより深く楽しんでいただくために!以下をぜひお読みください。
~参考書籍~
「ツルツル世界とザラザラ世界 世界二制度のすすめ 」 加藤 秀樹(著)
☆Amazon書籍販売ページ
「ツルツル、ザラザラって?」
☆詳細はこちら 構想日本HP
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【6】巻末寄稿文「日本の祭りとコロナパンデミックを考える」
至学館大学 コミュニケーション研究所長 石田 芳弘
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私は「犬山祭保存会」の会長を務めている。
現今のコロナ禍の中で祭りをどうするのか、大変悩ましい問題であった。2年間中止した。そしてコロナ禍3年目の今年をどうするか、祭り保存会のメンバーは喧々諤々議論した。
一般的に言って、日本の伝統的な祭りは神職関係者だけで行う神事と神職以外の神賑わい(かみにぎわい)に分かれる。神賑わいとは直会(なおらい)といってもいいが一般的に言うと神にささげたお供えをいただき騒ぐ「神・人和楽(しん・じんわらく)」の宴席であり、またその延長線上に一般観光客を対象とした祭りがある。
民俗学の祖・柳田国男は、中世、都市が形成されたころから神職関係者以外に祭りを観光の対象にする人たちが現れ、祭祀は祭礼になったと述べている。
科学的に密を避けなければならないコロナ禍ではあるが、祭祀は全国どの祭りも決して休止はしていない。絶えることなく持続したが、問題は神賑わいのほうだ。賑わったらコロナ菌が拡散し危険だということは誰の目にも明らか、しかし、人間とは人と交流しなければ生きていけない動物でもある。
そして祭りはその交流を創出する社交場。若い衆たちのストレスはもう限界に達しようとしていた。
祭礼1か月前でもコロナの陽性者は減る様子がなく、結局、観光客に知らしめるようなことは一切しない、車山の引き回しはしない、飲酒厳禁、マスク着用を徹底し、最小規模の祭りに踏み切った。1日だけの祭りだったが、若い衆や子どもたちの顔は解放感に満ち溢れた。わらじ履きで祭り半纏の集団や太鼓・笛のお囃子の音がまちの日常空間を一気に変えた。
そもそも、日本の祭りは“祓い”の思想が根底にある。
全国33のユネスコ無形文化遺産である山・鉾・屋台の祭りは、京都八坂神社の祇園御霊会を淵源とする。869(貞観11)年、国内各地で発生した厄災・疫病を祓うために始まったといわれている。日本人の精神世界の岩盤にある古神道の祈りは、祓(はらい)と禊(みそぎ)に尽きる。邪悪なこと不幸なことはすべて一度祓って再生する。心機一転、蘇るという明快な思想である。
1800年前の日本人も疫病や災害や戦争に苦しんだ。グローバル世界に生きる今の我々は、パンデミック(世界的大流行)に苦しんでいる。現代がいかに科学が発達したと言えども、ここ3年間の忍従と我慢は限界に近い。
祓いたい!禊を受けたい!
この本能の爆発が今年の犬山祭であった、と私には思われた。
犬山祭は4月の第1土・日曜日に行い、春の訪れとともにある。犬山祭の開催がきっかけとなり、堰を切ったように、全国の祭りが一斉に一歩踏み出した。全国の祭り関係者から、どうやって実施したのかの問い合わせが殺到した。それと同時に実施したことに感謝の声が聞かれたのが内心、心地よくもあった。
日本中の祭りが一斉に禊と祓を行い、再生を願っている。
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石田 芳弘(いしだ よしひろ)
愛知県議会議員、犬山市長、衆議院議員など、地方、中央の政治と行政を経験。特に教育、文化行政に力を入れた。「まちは生涯学習の最良の教室である」というのが持論であり、学校教育も生涯学習の一環であると考え、市民が教師の総合学習や全市博物館構想を推進。また、シンクタンクの研究員として先進国の地方議会を視察、研究。我が国地方議会も議院内閣制を導入すべしという、地方議会改革論議のオピニオンリーダーである。
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(編集後記)今朝、通勤電車の中でたまたま目にした相田みつを氏の言葉「うばい合えば足りぬ 分け合えばあまる」。ふるさと住民票は、日本中で人口が減少していく中、「人」を取り合うのではなく”シェア”する仕組み。関係人口を増やすことが、様々な「あまる=豊かさ」を実現する具体的な手法になると考えています。
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発行 : 構想日本、発行責任者 : 加藤秀樹
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