- 【No.973】「災害発生後の避難生活における車中泊支援の必要性」第2部 |高知防災プロジェクト代表、さんすい防災研究所代表 山崎水紀夫氏|
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
構想日本メールマガジン【No.973】 2020.08.20 発行
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
<目次>
【1】 ネット対談 宇都宮崇人氏×伊藤伸 「ポケモンと考える『現実世界と仮想世界をより豊かにする方法』
【2】各地からの現場レポート
オンライン開催「ふるさと住民票ワーキンググループ」に参加 鳥取県琴浦町 7月30日
【3】今後の活動予定
「かもがわ市民会議」第2回 8月22日(土)13:00~ 千葉県鴨川市
【4】巻末寄稿文
「災害発生後の避難生活における車中泊支援の必要性」第2部
高知防災プロジェクト代表、さんすい防災研究所代表 山崎 水紀夫
□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □
【1】宇都宮崇人氏×伊藤伸 インターネット対談
——————————
インターネット対談 「ポケモンと考える『現実世界と仮想世界をより豊かにする方法』
様々な方面で、志を持ち活動をされている方々をお招きし、お話を
今回のゲストは、世界で累計10億ダウンロードを突破した「ポケ
「ポケモンGO」は幅広い層から人気を博し、世界中で様々な社会
また株式会社ポケモンは、全国に「ポケふた」(ポケモンを描いた
日時:9月1日(月)20時~21時(予定)
対談ゲスト:株式会社ポケモン 代表取締役、最高執行責任者(COO) 宇都宮 崇人氏
ゲストプロフィール:ポケモンセンタートウキョーのビジネスユニ
YouTubeライブにて 生配信します。URLなど、詳細は改めてご案内します。
□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □
【2】各地からの現場レポート
——————————
鳥取県琴浦町「ふるさと住民票ワーキンググループ(WG)」に参
鳥取県琴浦町は、2018年度から「事業レビュー」で構想日本が
『ふるさと住民票は、“役場全体で考えていく取り組み” にしたい。』山口副町長の熱い思いで、各課から1~2人ずつ参加
まず、構想日本から「ふるさと住民票の趣旨・目的」や「各地の具
その後、琴浦町としてふるさと住民とどのようなまちづくりをして
山口副町長のコメント(抜粋)
●サービス提供合戦ではない琴浦ならではの取り組みを考えていき
●若い人を巻き込めるようなことをしていきたい。
●(志布志市のような)地元の人たちとふるさと住民の意見交換を
山口副町長は、日野町が全国で初めてふるさと住民票を始めた時に
今後の琴浦町の取り組みに、ぜひご注目ください。
詳細はこちら→ http://relevantly.work/cp-bin/
■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【3】今後の活動予定
--------------------------
総合計画の策定を目的に鴨川市で【かもがわ市民会議(住民協議会
無作為に選ばれた市民3,000人にアンケートを送付。その回答
【テーマ】「働きがいのある仕事づくり」「生活を支える交通」「
総合計画を、上記3,000人の中から応募のあった多様な市民が
鴨川市史上初めての試みです。
【日 時】8月22日(土) 13:00~16:00(予定)
【会 場】鴨川市役所(千葉県鴨川市横渚1450)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、見学者が多数の場合、モ
☆会場に関する問い合わせ先 経営企画部経営企画課(電話:04-7093-7827)
詳細は下記をご覧ください。
構想日本HP http://kosonippon.org/wp-manager/kamo
鴨川市HP http://www.city.kamogawa.lg.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。■
【4】「災害発生後の避難生活における車中泊支援の必要性」第2
高知防災プロジェクト代表、さんすい防災研究所代表 山崎 水紀夫
――――――――――――――――――――――――――
コロナ禍での災害発生時の避難所の課題が連日報道されている。私
車中泊者の位置づけについては、熊本地震後の平成28年5月の国
車中泊でのエコノミークラス症候群のリスクを低減できれば、災害
提言書は内閣府防災担当、高知県危機管理担当課に提出している。
(提言書と訓練資料は https://sansuibousai.com/
訓練内容は1駐車場のゾーニング、2受付、3巡回支援の確認。
1ゾーニング:車中泊専用駐車場は避難所やトイレに近い場所を選
車のソーシャル(フィジカルディス)ディスタンスとして、1台ず
2受付:車中泊を無条件に認めるのではなく、最初にエコノミーク
4人家族で水平な状態が保てるのが2人の場合、あとの2人は一般
3巡回支援:朝の点呼と安全確認、体操の実践。数日後に仮設トイ
訓練を通じて分かったことは、準備をせずに車中泊支援を行うと大
ポイントは
1車中泊はリスクがあるが、そのリスクを知った上でリスク回避の
2災害や避難所の状況によって車中泊用スペースを設ける場合があ
3車中泊を認めるのは水平な状態の保持、着圧ストッキングの着用
以上の3つを事前に告知しておくだけで随分と違うだろう。そして
今後は、訓練結果をリーフレットにまとめ、自治体に配布。車中泊
「この日(避難生活としての車中泊を認めざるを得ないとき)が来
※車中泊支援の提言は災害発生後の避難生活であり、緊急避難は含
<参考>
山崎水紀夫氏監修
災害ボランティア活動におけるコロナ対策動画 こちらから→ https://www.facebook.com/mikio
山崎水紀夫氏のFB→ https://www.facebook.com/mikio
車中泊避難支援提言 → https://sansuibousai.com/syach
----------------------
山崎 水紀夫 (やまさき みきお)
高知防災プロジェクト代表、さんすい防災研究所代表。1964年
通称:水危男。高校時代に2度の水難(一度は人命救助表彰)を経
――――――――――――――――――――――――
*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願い
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下
*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記してください。氏名、
――――――――――――――――――――――――――
(編集後記)
「#先生死ぬかも」 教員の長時間労働や過労死が、コロナ対策で加速しています。
部活動などのこれまでの仕事に加えて、給食の盛り付け、トイレ掃
みんなやってる。先生だけじゃない。ではなく「根本的に考える時
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆J.I.メールマガジンは、構想日本の活動情報などをお届けす
◆登録・配信停止・アドレス変更は、 news@kosonippon.org へご連絡ください。
◆みなさんの個人情報は構想日本が厳重に管理し、構想日本の活動
◆転載をご希望の場合は、ご一報ください。
◆構想日本会員・寄付は、随時募集しております。
□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
発行 : 構想日本、発行責任者 : 加藤秀樹
Copyright(C) 1999-2020 –構想日本– All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□