- 【No.675】「チェルノブイリの現在、福島のこれから」|(社)世界の子供たちのために(CheFuKo)事務局 平田 誉典氏|
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J.I.メールニュース No.675 2014.10.09発行
「チェルノブイリの現在、福島のこれから」
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【1】<巻頭寄稿文>
「チェルノブイリの現在、福島のこれから」
(社)世界の子供たちのために(CheFuKo)事務局 平田 誉典
【2】<お知らせ>
(1)第205回J.I.フォーラム 10月14日(火)開催
「本当の第三の矢はこれだ -地域と金融を「自分事」として考えよう-」
(2)自治体との共同プロジェクト今後の予定
(3)Yahoo!ニュースオーサー記事更新!
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【1】 「チェルノブイリの現在、福島のこれから」
(社)世界の子供たちのために(CheFuKo)事務局 平田 誉典
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チェルノブイリと福島の子供たちのために、そして世界の恵まれない子供たちを救いたい!この様な想いから私たちは、一般社団法人「世界の子供たちのために」(通称:CheFuKo)を2013年5月に発足し、チェルノブイリと福島の子供たちのために活動を開始しました。
現在は月1回福島の仮設住宅や幼稚園へ通い、温熱療法によるマッサージを行う「温熱軍団」が、被災者への心身のケアをさせて頂いています。また、ウクライナとは1年前の初回訪問から定期的に連絡を取り合ってきました。
私達は今年の7月にウクライナを再訪する機会を得て、チェルノブイリ原発も視察しました。ロシアとの情勢が困難を極める中、現地の協力を得て何とか無事に実現させることができました。
今回訪問するきっかけとなったのは、キエフ西部のジトーミルに住むドミトロちゃんという1歳の男の子です。「現地で入手困難な薬の支援をしてもらえないか」というものでした。
お腹の中にいる間ドミトロちゃんに異常はありませんでしたが、7ヶ月目の早産で、心肺停止の植物状態で生まれてきました。何とか一命を取り留めましたが、小児麻痺やてんかん症など、様々な病気と闘う運命を背負いました。
彼の母親は「この子の病気は放射能の影響だと思う」と主張しますが、医師は、彼の症状は放射能の影響があるとは認めないそうです。キエフ西部にはこのような子供が大勢います。
この地域では、このような出産に関する異常が、事故から10年経過した頃から増えたそうです。最初の数年間は明らかな被曝者(例えば原発事故の消火活動従事者など)を除いては、あまり異常は見られませんでした。しかし、年月を経る毎に、様々な異常が出てきました。
日本においてはチェルノブイリの経験を活かしてある程度の対策はなされてきたとは思いますが、チェルノブイリの状況を実際に見ると、これから10年後が果たして本当に安心できるのか、疑問視せざるを得ません。
ウクライナは事故後も原発を選択しました。日本はどうするべきか。子供たちの未来のために何を選択するべきか。決断を迫られています。
来る10月23日(木)の「CheFuKoチェルノブイリ・ウクライナ支援訪問全報告会」では、ぜひ皆様にこのチェルノブイリの現状を知っていただき、改めて福島、そして私たちの日本の未来について考えて頂きたいと思います。
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平田 誉典(ひらた やすのり)
(社)世界の子供たちのために(CheFuKo)、事務局。1982年生。山形県米沢市出身。2007年、法政大学経済学部卒業。2011年の東日本大震災がきっかけで福島での支援活動に携わる。同年7月、被災地での体験を通じて思うところがあり、CheFuKo最高顧問である浅井隆氏の「志塾」の6期生として学ぶ。同塾は加藤秀樹代表が特別顧問も努めている。入塾のご縁から2013年8月に同年5月に発足した(社)世界の子供たちのために、の事務局となり現在に至る。週末は南相馬のNPO太陽の郷里山交流協会による「花見山プロジェクト」や、首都圏の避難者交流会なども手伝う。
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「チェルノブイリ・ウクライナCheFuKo支援訪問全報告会」
http://www.chefuko.org/archives/news/
「一番恐ろしいのは原発事故から数年間ではなく10年後、15年後だ」
これは7月にチェルノブイリを訪れた私たちが受け取ったメッセージです。事故から28年目を迎えたチェルノブイリですが、その爪痕は未だに根深く突き刺さり、人々を苦しめていました。今回の報告会では、現地で撮影してきた映像を交えながら、今尚続くチェルノブイリ災害の状況を報告させていただきます。
この機会にぜひチェルノブイリの様子をリアルに感じてください。そして、改めて私たちの日本の未来を考えてください。
皆様のご参加をお待ちしております。
◇日時:2014年10月23日(木)17:30~19:30 (開場17:00~)
◇会場:住友不動産御茶ノ水ファーストビル8F
◇参加費 無料
◇予定プログラム(抜粋)
・チェルノブイリ・ウクライナ視察報告、現地映像放映、ウクライナの子供たちが描いた絵の販売、等
◇お申し込み方法
お名前、ご住所、ご連絡先、ご参加人数をFAX(03-3291-0011)して頂くか下記お問合せ先にご連絡下さい。
◇お問合せ先
一般社団法人 世界の子供たちのために http://www.chefuko.org/
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-5-1 住友不動産御茶ノ水ファーストビル8F
TEL : 03-5577-3155 / E-mail : info@chefuko.org
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
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いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。
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【2】(1) 第205回J.I.フォーラム 10月14日(火)開催
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『 第205回J.I.フォーラム 』
「本当の第三の矢はこれだ -地域と金融を「自分事」として考えよう-」
金融緩和のもとで、国債残高の膨張が進んでいます。アベノミクス第三の矢の成長戦略や地方創生は的を射たものですが、地方から中央へ、民間から国債へ、という流れは大きくは変わっていません。
この状況が続けば、今後もし国債の金利が大幅に上昇した場合、その影響を最も大きく受けるのは、地域の経済です。
構想日本は、より「身近なところでお金が回る」(金融の地産地消)ことが、地域の活性化と財政と金融の危機の防止の両方に不可欠だと考えています。
地域の人やものをつないで、身近なところでお金が回る仕組みづくりを精力的に進めている方々をゲストに迎えて、日本を元気にし、リスクも減らす具体策を考えます。国に「お任せ」ではなく、「自分事」として地域の経済や金融を考えていきましょう。
◯日 時:平成26年10月14日(火)18:30~20:30(開場18:00)
◯会 場:日本財団ビル2階 大会議室 港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
◯ゲスト:池田 晃治 広島銀行 頭取
神津 多可思 リコー経済社会研究所 主席研究員
髙橋 一朗 西武信用金庫 常勤理事
湯﨑 英彦 広島県知事
◯コーディネーター:坂本 忠弘 地域共創ネットワーク 代表取締役
◯主 催 : 構想日本
◯定 員 : 160名
◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。
◯懇親会参加費 : 4,000円(ご希望の方は懇親会参加と明記してください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
※フォーラムへのご参加は、info@kosonippon.org にお願いします。
なお、お申し込みの際の必要事項等詳細につきましては、下記を御覧ください。
(http://kosonippon.org/wp-manager/forum/regist.php?m_forum_cd=329)
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なお、11月のJ.I.フォーラムは以下の通りです。
第206回 11/20(木) 「2020年~オリンピック妄想委員会」 ゲスト 猪子 寿之、乙武 洋匡 他
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。 TEL 03-5275-5607
*内容に関するお問い合せは、
伊藤/田中まで。TEL 03-5275-5607
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(2) 《自治体との共同プロジェクト今後の予定》
10月18日(土)、19日(日) 北杜市 事業仕分け
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/shisei/gyoseikaikaku/1410494414-84.html
10月25日(土)、26日(日) 山県市 事業仕分け
http://www.city.yamagata.gifu.jp/shisei/zaisei/zigyoshiwake/p-5929.html
<施設仕分け第2弾>
10月18日(土) 松阪市 松阪市市営住宅のあり方市民討議会
http://www.city.matsusaka.mie.jp/www/contents/1409906187486/index.html
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(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新!
Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。
代表 加藤秀樹
◇10月3日 「国立競技場解体予算を徹底解体しよう。」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20141003-00039651/
ディレクター 伊藤伸
◇9月29日 「御嶽山の噴火と事業仕分けの関係 ~事実が事実として伝わることの難しさ~」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140929-00039524/
◇9月17日 「自治体の現場 ~銚子市、V字回復への挑戦~」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140917-00039181/
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