- 【No.601】議員活動は「聞く」ことから |東京・羽村市議会議員 山崎 陽一氏|
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J.I.メールニュース No.601 2013.05.02発行
議員活動は「聞く」ことから
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【1】 議員活動は「聞く」ことから
東京・羽村市議会議員 山崎 陽一
【2】 第189回J.I.フォーラム 5月27日(月)開催
【3】 「加藤、伊藤が伺います!」
【4】 代表加藤によるYahooニュース記事を更新!
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【1】議員活動は「聞く」ことから
東京・羽村市議会議員 山崎 陽一
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カメラマンから市議会議員へ。60歳の転進は突然だった。
住んでいる東京都羽村市で「広い道路を造るため、総事業
費355億円で1,000戸の家を取り壊したり移動する」という
区画整理事業が計画され、多くの住民が反対運動を続けて
いた。その仲間から議員を出したいと、私に声がかかった
のだ。
実質1ヶ月の選挙運動だったが幸いにも滑り込めた。
議員になり、報道カメラマンとの共通点が多いことに気
がついた。
当時、私は「週刊朝日」委嘱カメラマンとして「うちの
ヨメ賛~縁あって父娘」という著名人家族の連載を27年間
担当。他のグラビア企画にも参加していた。テーマ設定の
基本は各地でおきる問題への着目だ。問題を予め調査し、
現地を訪ねて関係者の話を聞き共に考え、解決策を紙面化
する。同様に、議員の役割も地域の課題を住民と話し合い、
議会の一般質問で解決策を問い正す。これが市政のチェッ
クや市民福祉向上に繋がると考えている。また、メディア
の基本は権力に対する批判精神。二元代表制の自治体では
執行機関に対する批判の視点が欠かせない点でも同様だ。
いうまでもなく、市議会は市の最高意思決定機関だ。年
4回の定例会で、約100本の議案を審議する。予算・決算審
議では500ページ近い資料から問題事業を抽出。必要性、
達成目標、費用対効果を精査し判断する。歳入財源の種類、
歳出は教育、福祉、建設など幅広い分野に及ぶので財政分
析研修会に参加して勉強した。構想日本の「JIフォーラム」
もタイムリーな企画で参考になっている。議員になって間
もない頃「妊婦無料検診を2回から4回に変更」という予算
案が出た。まったくの門外漢だ。インターネットで調べ、
若いお母さんの話を聞き、資料を読んで「事業仕分けシー
ト」に書き込むと、財源に基地再編交付金が含まれている。
使途限定で、毎年増減する特定財源だ。これはおかしい。
安定した一般財源をあてるべき、と指摘した。
報道写真家と議員、「二足のわらじ」活動6年目。市民派
議員として、あらゆる議案に向き合い判断する。「これ
ほど知的好奇心を刺激する仕事は無い」というのが実感
である。
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東京・羽村市議会議員 山崎 陽一 (やまざき よういち)
1946年長野県上田市生まれ。東京写真短大卒。「週刊朝日」
委嘱カメラマンを経て、羽村市議会議員2期目。
著書に「最新日本結婚事情」(朝日新聞社)、「課長推薦
この料理」(新潮社)など。構想日本会員。
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【2】 第189回J.I.フォーラム 5月27日(月)開催
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「施設仕分け」で公共施設の最適化を!!
~総論賛成、各論反対の中での合意形成の仕組みづくり~
戦後50年間、日本の公共施設つまりハコモノは世界最高のペース
でつくり続けられました。笹子トンネルにみられるように、今や
それらの老朽化が進み、耐震化、省エネ化、バリアフリー化など
の対応にも迫られています。さらに人口移動や、市町村合併に伴
う施設の再配置の検討も必要です。
公共施設の見直しは、住民が安いコストで、安全に、使いやす
くするためのものですが、様々な利害も伴います。
そこで、構想日本は、事業仕分けで培ったノウハウを生かして
「施設仕分け」を提唱しています。これは、住民参加による公共
施設再配置のための合意形成の手法です。公共施設の見直し先進
地の浜松市の事例を含め、公共施設の将来のあり方などについて
議論します。
○日時:5月27日(月)18時30分~20時30分(開場18時)
○会場:日本財団ビル2階・大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
(http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/)
○ゲスト:鈴木 康友(浜松市市長)
福嶋 浩彦(中央学院大学教授/前消費者庁長官)他
コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本 代表)
○フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費 :4,000円
○懇親会: 「頤和園(いわえん)溜池山王店」
港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
(http://www.iwaen.co.jp/)
※詳細、お申し込みはこちらから
http://kosonippon.org/wp-manager/forum/detail.php
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。 TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
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【3】「加藤、伊藤が伺います!」
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仕分けやその手法の活用について詳しく相談したい…、
国の制度や霞ヶ関、永田町の動きについて話を聞きたい…、
これからの日本について熱く語り合いたい…、などなど
話を聞きたい、議論したいという方には加藤、伊藤が出張
講演いたします。
10人程度集まれば、どこでも、加藤か伊藤が伺います。
※ お問い合わせは、
TEL 03-5275-5607(田中)まで。
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【4】代表加藤によるYahooニュース記事を更新!
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代表加藤秀樹が、Yahooニュースにオーサーとして投稿している
記事が更新されました。ぜひ御覧ください。
◆4月24日
「景気・改革・シンクタンク」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20130424-00024551/
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