【Vol.5】夏の夜
2024.08.08
7月の夕方、地域の商店街の夏祭りに行きました。熱中症のリスクあり・不要不急の外出を控えよと呼びかけられるなか、何が悲しくて真夏の人混みに出るのか、という本音を栄養ゼリーで流し込み、子どもを連れて臨みます。
日々の冷房生活でなまり切った身体は、サウナのような熱気の中で瞬時に滝汗噴出。ところが同じ暑さでも、太陽が沈み日差しがない分だいぶラク、氷を食べると汗が引く、ビルの合間に風が吹くと快適、夜が深まると気温も落ちてくるといった具合に「変化」に気づきます。
均一な室温に保たれた屋内では感じない「夏」を全身に味わう時間でした。生きてる感覚を取り戻すにも、子どもの「ザラ」体験にも夏に飛び込むことは大事ですね(でもやっぱり冷房を愛しています)
◆リザレポン
構想日本広報宣伝リーダー/構想日本ジャーナル編集長。絵本作家としての一面も持つ。
夫と二人の娘と地方在住。家では和食、外ではエスニック料理が好き。