代表の加藤が、毎日新聞の政治プレミアに記事「政権維持が目的の政権は先が長くない」を掲載しました。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210914/pol/00m/010/007000c
▼記事抜粋
菅政権が唐突な幕切れとなり、次の政権に向けて自民党内が大きく動いている。ここでは、あまり議論されない「政権のガバナンス」という観点から考えてみたい。その意味では、今回の政権交代は安倍・菅政権の8年8カ月の終焉(しゅうえん)ということになる。
特徴は強権政治
私はこの間の政治は、いわゆる政治主導でも官僚主導でもなかったと思っている。首相あるいは官邸の関心が強い一部のことについては、トップダウンという意味では政治主導だったと思う。一方で、目立つ官邸の陰で官僚は多くのことを自分たちの都合で回していた。おしなべて大臣の影が薄かったのはそのためだろう。
では何が特徴だったかというと、「強権(関係者にとっては恐怖)政治」だ。安倍政権発足当初から霞が関の幹部人事は官邸の意向で行われたと言われる。最近の例ではワクチン接種だ。