〜 開催概要 〜
千葉県鴨川市では【鴨川市総合計画】の策定に向けて『働きがいのある仕事づくり』『生活を支える交通』『子育て子育ち環境づくり』『みんなで考える防災対策』の4つをテーマに第3回かもがわ市民会議(住民協議会)を開きました!
★「かもがわ市民会議」の特徴★
- 市の総合計画(令和3年度からの5か年計画)を、無作為に選ばれた市民(かもがわ市民会議)が中心になって作成。鴨川市史上初めての試み。
- かもがわ市民会議に加えて、市の有識者などで構成される「総合計画審議会」でも並行して議論し、双方向にやり取りをしながら計画を作成する。
- 住民基本台帳から無作為に選ばれた市民3,000人に、事前にアンケートを送付。その回答結果から、4つの議論のテーマ「働きがいのある仕事づくり」「生活を支える交通」「子育て子育ち環境づくり」「みんなで考える防災対策」を設定。
【開催日時】 9月12日(土) 13:00〜16:00
【会 場】 鴨川市役所
〜 議論の様子 ~
■第3回
始まりの全体会では、構想日本から「前回の振り返り」「改善提案シート」の書き方について説明を行い、その後、各分科会ごとに、議論を行いました。
今回は、第2~第4分科会に、論点提示役としてナビゲーターにお越しをいただきました。
〇第2分科会:中田華寿子 氏(アクチュアリ株式会社 代表取締役、構想日本 理事)
〇第3分科会:林理恵 氏(認定NPO法人マドレボニータ 理事)
〇第4分科会:佐木学 氏(防災士、三原市まちづくり戦略検討会議委員、三原市小坂町防災会会長)
それぞれの分科会では、参加した市民から以下のような意見がありました。
女子サッカーチーム「オルカ鴨川」の対戦相手は、鴨川市内に一泊7000円程度の安価なホテルがないことから、試合前の前泊を君津エリアでしている。廃校活用としても雇用の面でも、安価な合宿所という案はいいと思う。〈分科会①〉
あえて山間部に駐車場を設けて、市内の観光地をバスで廻るといった工夫を凝らした観光プランを企画して、道路渋滞の緩和や生活の移動手段を確保する。そういうツーリストインフォメーションを充実させた方が良い。〈分科会②〉
とある研修で「相談に行ける人・できる人は、その時点で半分以上自分で解決している。本当に追い込まれている人は、相談に行くことすらできない」という話を聞いた。身近な人にすら相談が出来ない人たちをどうやって救うことが出来るかだと思う。自身はそういった人が身近にいたら積極的に声をかけていく。〈分科会③〉
趣味でアマチュア無線をやっているが、有事の時に利用することもできるのかなと思った。これから役に立てることがあれば、自分でそういう機会を作ったりすることも考えられるのかと思う。〈分科会④〉
次回は、10月17日(土)13:00~16:00に開催予定です。これまでの議論や改善提案シートの意見の内容を取りまとめた、提案書(案)の内容について議論をする回になります。
※会議の開催に当たっては、参加者・傍聴者共に、入口での検温・手指の消毒の実施を行うほか、マスクの完全着用、それぞれのソーシャルディスタンス及び座席間のパーテーションを設けるなど、コロナウイルスへの感染対策には十分注意をした上で開催をしています。