北海道清水町では新たに策定する総合計画に、生活者視点の多様な意見を反映させるため、無作為で選ばれた町民による「清水ミライ自分ごと化会議」を全7回にわたり進めてきました。
今回のセミナーでは、清水ミライ自分ごと化会議がまとめた「20の提案書」を町長に提出するセレモニーや、自分ごと化会議の意義についての講演、10年後の清水町のための総合計画のキャッチフレーズを考えるワークショップなどを行いました。
新型コロナ感染拡大対策のため、会場の参加者を100名までに限定し、当日の様子はYouTubeライブ配信と、Zoomによるオンラインからのワークショップへの参加なども行いました。
■当日のYouTubeライブ配信はこちら
【日時】 9月13日(日)13:30~16:00
【会場】 清水町文化センター(北海道上川郡清水町南3条3丁目1)
【開催内容】
〇講演会
「無作為に選ばれた住民による議論を行った清水のミライ」
講師: 伊藤 伸(一般社団法人構想日本総括ディレクター)
〇町長への「20の提案書」提出セレモニー
〇ワークショップ
テーマ:「10年後の清水町のための総計のキャッチフレーズを考えよう」
ワークショップ終了後、清水町長との意見交換
これまでの清水ミライ自分ごと化会議についてはこちら(http://kosonippon.org/wp-manager/tag/%e6%b8%85%e6%b0%b4%e7%94%ba/)
~ セミナーの様子 ~
これまで議論してきた5つのテーマ、「食と農業」、「文化とスポーツ」、「立地と交通アクセス」、「少子高齢化」、「情報発信」について、住民目線の提案を町長に直接報告しました。どの提案も、住民の「清水町が好き」という思いが溢れた提案となっています。また、これまでの会議の参加委員だけでなく、その他の住民や多くの人に清水町の取り組みを知ってもらうため、当日のセミナーの様子は会場での傍聴参加に加えて、YouTube上でのライブ配信と、Zoomを利用したオンライン参加の形式も取り入れました。この試みにより全国各地からの参加、さらに海外からも参加していただくことができ、オンラインを使った対話の新たな形を示すことも出来ました。今後も清水町は住民との対話を重視したまちづくりを続けていきます。ここで、セミナー参加者の方の感想を一部紹介します。
- 清水ミライ自分ごと化会議に参加して、参加者の気持ち・パワーこそが清水町の宝物だと実感した。町を活気づけるのは、結局のところ「モノ」ではなくて「マンパワー」だと感じた。
- 生活者視点の身近な想いを感じられて良かった。
- 多くの人が色々な考えや思いを持ち、町に対する愛情が深いと感じた。
- 住民の一人として、町の良さ、今後どんな町を作っていくべきなのかをじっくり考えることができた。また何かの機会があれば、参加、意見交換したいと思う。
- 多世代が集まり、多様な意見を出し合うスタイルが良いと思う。この機会を継続してほしい。
- 自分にも小さな子供がいるので、その子供達が伸び伸びと暮らしていける町づくりが進んで欲しいと思う。私にも出来る事があれば参加や協力したいと思った。
【主催】 北海道 清水町
【協力】 構想日本
【お問合せ】
構想日本 伊藤/川岸 TEL:03-5275-5607 MAIL : shiwake@kosonippon.org