大刀洗町住民協議会で、「わたしたちの健康づくり ~何からはじめる?~」をテーマに、2019年6月から全4回にわたって議論をしました。
4回の議論を経て、1月9日に委員2名が出席し、4つの提案にまとまった答申書を大刀洗町住民協議会から町長へ提出しました。
≪4つの提案項目≫
- 日常の中で意識をして、まずは行動してみる
- 一回の行動を習慣に繋げていく
- 自分の身体の状態を知るために健診(検診)を活用する
- 情報を活用して、自分だけではなく、家族や地域の健康にも気を配る
詳細は下記、URLよりご確認ください。
https://www.town.tachiarai.fukuoka.jp/ssl/js/finder/upload/files/soumu/R1_jyuminkyougikai_HP.pdf http://kosonippon.org/wp-manager/blog/?cat=84
≪参考≫
~ 答申にあたって ~
大刀洗町長 安丸 国勝 様
第6期(8テーマ目)となる住民協議会は、昨年6月から4回にわたって議論を重ね、それらを集約し「提案書」を作成しましたので、諮問への答申といたします。今回、「わたしたちの健康づくり ~何からはじめる?~」をテーマに、町全体の健康づくりをどのように「自分ごと化」していくかという観点に立ち、議論を進めました。
会議を進めていくうちに、私たち協議会委員を含めた町民のほとんどが、健康が大事だということを認識しているように確認できました。しかし、何をすればいいのかわからなかったり、日々の仕事や家事、育児に追われて、後回しにしてしまっているのではないかと思われます。また、家族・友人の中でも意識に差があり、「家族に健康診断を受けてほしいと思っているが、中々本人がその気にならない。」というような意見もありました。
会議の場では回を追うごとに、「友人や職場の同僚と健康について話をした。」「家族と大刀洗公園に歩いて行った。」など、協議会に参加したことによって委員が実際に行動を起こしたという意見が増えていきました。また、町民が行動に移せるような背中を押す手助けとして、「運動をしたら心身ともに綺麗に(恰好よく)見えると思うので、それをPRできないか。(高校生意見)」「健康診断のお知らせを子供に配布して親に渡すというのは効果があるのでは。」といった意見が出たことなど、まさに健康づくりを「自分ごと」として捉えられ、行動に繋がっていることが証明されているのではないかと感じています。
これまで、様々なテーマで住民協議会を行ってきたことで、町全体に「自分ごと化」の意識が徐々に浸透してきているので、引き続き、行政と町民が一緒になり町のことを考えるこの場を継続して設けていだたきたいと思います。私たちも、健康づくりに限らず町のこと全体について、今後も積極的に関わりを持ち続けてまいります。
2019年度大刀洗町住民協議会答申「わたしたちの健康づくり ~何からはじめる?~」より
2020年1月9日
大刀洗町住民協議会委員 一同
文章を抜粋
これまでの議論は以下のURL先よりご覧ください。
http://kosonippon.org/wp-manager/blog/?cat=84
●アンケート結果抜粋(住民協議会委員の声)
このような場に自分が参加することを想像していなかったが、色々な方の意見や思い、年の離れた方と話し合う機会があり新鮮だった。自分の世の中が少し広がったように思う。
全く考えつかない意見を聞くと、ベクトルが広がり意識に多様性が出た。
何かのご縁があって、この会に選ばれたようにも思えます。改めて健康という人生を懸けた大きなテーマにこれだけの方と話し合う機会があったことを貴重な体験として今後参考にさせてもらい、これから来る高齢時代に元気に生き生きと、この町と楽しく生きていけることを目標に、さらに試行錯誤していきたいと思います。10年後、また同じテーマで話し合いがあった場合、どのような違いが生まれるのかも面白いと思います。
多くの方の意見などを聞けて、勉強になることも多くありました。また、健康に対して自分なりに意識を持てたのは大きい収穫となりました。
普段関わることのない方々の意見を聞いて、「自分だったらどうか」「自分のこととして考えるためには」など、知らない方の話なのに、とても身近なテーマとして一緒に考えることができました。
人は昔も今も変わらないと思いますが、昔と今では生活が全く違っていて、健康についても様々過ぎて、多種多様過ぎで、だからこそ、こういう地域での協議は大切なのかもしれないと思いました。
●主なSNSでのコメント