~ 開催概要 ~
群馬県富岡市で「子育て支援の充実(子どもの遊び場整備)」をテーマに第2回とみおか未来会議が開催されました。
★富岡市「とみおか未来会議」の特徴★
- 住民協議会の開催は今回が初めて。その名も「とみおか未来会議」。みらいを担う子どもたちの遊び場について議論する。
- 無作為に選ばれた1,200人の中から応募のあった52名の市民と高校生5名の計57名が参加。うち、40代以下が75%。若い世代を中心にテーマについて考える。
- 子どもの遊び場について提言をまとめるほか、議論の中で挙がった論点は子ども・子育て支援事業計画の見直しへつなげる。
【開催日時】 9月29日(日)13:30~16:30
【会 場】 富岡市役所議会棟3階会議室(富岡市富岡1460-1)
詳細は、下記のURL先(富岡市HP)をご覧ください。
https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1561334150628/index.html
~ 議論の様子 ~
■第2回
はじめに、「子どもの遊び場の配置状況(公園、神社、遊具のある公会堂等)」や「人口密度分布と遊び場の配置状況」、「就園率と学童保育登録状況(主に平日における子どもの実態)」、「子ども(0~14歳以下)の人口推移(1980年~現在)」、「遊び場の配置状況に関する他市との比較」について、富岡市こども課より説明を行い、その後、2つの分科会に分かれて議論を行いました。
分科会においては、「“今の”子ども達に必要な遊び場とは何か?」、具体的には、「どんな子どもたちに(未就学児や就学児等)」、「どんな時に(平日や休日等)」、「どんな遊び場が必要か」について、意見を出し合いました。
それぞれの生活実感や経験から出てくる意見は様々であり、「未就学児の遊び場は、親の動線上にあると良い。」、「人が集まる遊び場は周辺環境(買い物が出来たり、おむつが替えられり、食事が出来たり、きれいなトイレがあったり等)が整っているところではないか。」、「未就学児は、空間と、ほんの少しの要素(土や水)を与えれば、あとは自由に発想しながら遊ぶ。」、「就学児は自分たちだけで遊べるが、安心安全な場所で遊んで欲しい。大人が見守れる環境づくりが大切ではないか。」、「大人は、おおらかな気持ちで子どもの遊びを見守ってあげてほしい。”ボールが飛んで怒られる、何かあると危ない”というような制限はしてほしくない。子どもには、自由にのびのびと遊んでほしい。」、「既存の場所を活かしたい。学校を活用するのは面白い。」等、多角的な視点から活発な議論が行われました。
次回は、これまで挙がった様々な意見を整理した上で、その「担い手」について議論を深めていく予定です。