~ 開催概要 ~
鹿児島県志布志市で「ふるさと住民票でできること」をテーマに、第1回「住民が語る会」が開かれました。
★志布志市「住民が語る会」の特徴★
1.志布志市「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を作るにあたり、広く住民の意見を反映させるために、住民協議会の手法を用いて行う。
2.テーマは「ふるさと住民票(*)でできること」。無作為に選んだ志布志市民と、「ふるさと住民」とがコラボした住民協議会は全国初。
3.市民同士、ふるさと住民同士、市民とふるさと住民、という複層的な交流を作り、それを継続させることが目的の一つ。
【開催日時】 10月10日(木)18:30~20:00
【会 場】 志布志市役所志布志支所 5階会議室(志布志市志布志町志布志2-1-1)
~ 議論の様子 ~
第1回は、無作為で選ばれた志布志市民の皆さんから、自己紹介と「志布志の好きなところ、魅力だと思うところ」と、「困っていること、なんとかしたい課題」について一言ずつ話していただきました。
好きなところ、魅力だと思うところは、皆さん総じて「自然」。大学などで出て行った人が地元に戻って来る理由も、地域おこし協力隊をきっかけに住んでいる人も、定年して移住先を見つけて来た人も、みんなが口を揃えて「自然が素晴らしい」。他にも「食べ物が新鮮、美味しい」、「子どもも大人も人が温かい」という意見もありました。
一方、生活をする上で困っていること、住んでいる地域が抱えている課題で多いのは高齢化によるもの。車がないと生活が難しいが、運転できなくなったら・・。他には、高校生の県内就職率が低い、大学進学などをきっかけに市外へ出た人がほとんど戻って来ない、志布志以外の場所から来た人にとっては、お店が閉まる時間が早い、道が暗くて運転が怖い、など。
グラフィックレコーディングにも挑戦!地域おこし協力隊の方が出た意見をその場で模造紙にまとめてくれました。
第1回は、参加された方のお一人が「全国に広めたい」と言う“茶香炉”を焚いて、お茶の甘い香りに包まれての開催でした。
第2回は、これらを元にみなさんが感じている魅力をどう外の人にアピールするか、課題はどうしたら解決できるのか、などを模索します。
東京開催(10/26)と合わせてご注目ください。