第219回JIフォーラム。テーマは「2016年に向けて」。
今年を振り返り、来年を展望しました。
以下、ディレクター伊藤による実況ツイートです。一言一句ではなく雰囲気を感じてください。
クリスマスイブ開催(笑)の第219回構想日本JIフォーラムスタート。テーマは「2016年に向けて」。ゲストは自民党衆議院議員の平将明さん、民主党衆議院議員の細野豪志さん、経済同友会副代表幹事の横尾敬介さん。 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
まずは平さん「安倍政権の良さはじっくりと成果を出せること。アベノミクスは一の矢は大胆な金融政策。即効性がある。二の矢は機動的な財政政策。政府による財政出動で需要創出。勢いを付ける時にお金を出す。ただし2020年までの財政再建があるので機動的に行なった」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「第三の矢は規制改革による成長戦略。これは短期的な成果ではない。これから見えてくる段階。第1、第2の矢は東京・大企業への恩恵がいきやすい。その中で都市部や大企業だけじゃなく地方や中小企業へもアベノミクスの効果が伝わるようにしたのがローカルアベノミクス」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
続いて細野さん「軽減税率は政権の迷走。目的がよくわからぬまま最後は新聞まで対象となった。自民党の悪い部分が最後に見えた。民主党は軽減税率ではなく給付付税額控除を主張している。来年度その点については論陣を張りたい」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
細野「他に安全保障。手続きのあり方において明らかに失敗。来年はシリアや隣国の問題も顕在化する恐れがある。外交などについて評価すべき点もある。ただアベノミクスは必ずしも成果は見えていない。安倍政権に対して何でもノーではなく言うべきことはしっかり言っていく」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
続いて横尾さん「3年間の安倍政権を振り返ると一定の評価ができる。経済情勢において民主党時代よりも明るくなっている。TPPや温暖化対策においても進捗が見られる。ただし内政面においてはまだ途上。例えばAIの実用化は2020年には間に合わないだろう」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
横尾「来年に向けて。まず経営者として目指すべきは経営革新。政治家や官僚がどうかの前に実践が重要。また組織の新陳代謝の促進やベンチャーや新技術育成にも力を入れていく。経済界としては政府に言われるからではなく率先してあらゆることに取り組んでいきたい」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
横尾「安倍総理の度重なる外交日程を見ていると、命がけで行っているように思える。そう簡単にできるものではない。その代り周囲の声をあまり聞かない雰囲気も感じるのでそこを改善されるとさらに良いのではないか。政権交代可能な野党が必要との思いで民主党に期待したいが」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
横尾「現在はそうなっていない。スキャンダルをはじめとした政局よりも政策を中心とした議論を行ってもらいたい。」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
加藤「規制改革については政府だけの問題ではない。企業側は役所のお墨付きを欲しがるために何かと役所にお伺いを立てる。役所はお墨付きを与えることでトラブルを起こしたくないので与えたくない。お墨付きのほしい経済界と与えたがらない役所の間に『岩盤規制』が生まれる」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「ベンチャー支援について。大企業には兼業禁止の会社がほとんど。それが一歩踏み込めない要因にもなっている。この部分の柔軟化を経済界にお願いしたい。」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「規制改革について役所に聞いて『できません』と答えるのは挨拶みたいなもの。解決策としては国家戦略特区が良い。特区指定されればネックになる規制が浮き彫りになる。その調整を政務が行った。当時担当副大臣の自分と政務官の小泉進次郎議員が調整を行った」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
横尾「経済同友会は企業ではなく個々の経営者の集まりなので自由な意見の言える場でもある。迎合することなく言えることを言う環境を作りたい。」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「人口が減少する中でどのように需要を生み出すか? 永続的に金融政策を継続できるとは誰も考えていない。いま国内のインバウンドが好調なのは円安の影響が大きい。今後は内需だけでは成長が見いだせないからこそ外需を考えるべき」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
細野「円安は海外からの旅行客には歓迎されるが日本の人が海外へ行くには物価高になっているということ。国力の低下になりかねないことも考慮すべき。民主党はお金の使い道を子ども子育て世代に振り向けようとした。」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
細野「高齢世代よりも子育て世代への現金現物給付はため込むことなく消費に回る。それが成長につながる。また将来への投資にもなる。子ども手当を格差対策だけではなく経済政策として考えるべき」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
細野「財政破綻の可視化について。解は分権だと思う。補助金は中央から地方に流れるので体感できない。余っていても使い切ることが目的になる。それが自分のお金だと余るなら使わないという思考になる。地域のことを地域で決めるという仕組みを作ることが可視化に繋がる」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「自民党の行革推進本部副本部長に就任。行革の面において今がチャンス。外為特会は現在20兆円の含み益を持っている。これを活用したい。来年に向けて政府ではなく党だから言える案件について指摘していきたい」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
平「今年度、地方創生担当副大臣として『REASAS』を構築した。人とモノとカネの流れを可視化したシステムを構築した。行政もビッグデータの活用が求められている。あらゆる情報が見えてくるし民間事業者の提案によって構築した。これは100年来の行革だと思っている。これを周知していきたい」
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
細野「民主党が政権取ると経済が停滞するわけではない。一度は失敗したが、再度国民の選択肢になりうる集団にしていかなければならない。」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24
横尾「過去からの延長に未来はない。経済同友会は来年70周年だが70年の歴史をまとめることよりも70年を節目にいかに新たな取組みをできるかが重要。その意識で進めていきたい」 #kosonippon
— 伊藤伸 (@Ito53Shin) 2015, 12月 24