今日と明日は、構想日本が主催しての地方議員セミナー。
タイトルは「今こそ議員が地方創生の主役に ~自治体の課題の把握と解決のための実践講座~」
たび重なる不祥事などにより地方議員への信頼は低下し続けています。しかし、約35000人いる地方議員(都道府県議会議員、市区町村議会議員)すべてが同じなのではなく、市民の声を聞き政策提案や行政をチェックする議員も多くいます。
そのような議員の共通点は、常に勉強熱心なところではないでしょうか。多くの知識、考え方、事例を吸収しようとしています。
このセミナーもそんな議員の皆さんが参加されています。
今日は加藤の「住民に納得してもらうには」と題した講演、元志木市長で地方自立政策研究所代表の穂坂邦夫さんによる「政策を実現させるには」と題した講演と、座学の日。
そして明日は、決算統計の活用の仕方について、それぞれPCを用いての研修や「模擬仕分け」を行い仕分け人を経験してもらうなど実践の日です。
穂坂さんの一言、「大会派には大会派の課題があり1人会派は1人会派の課題がある。しかし、どちらであっても政策を実現することはできる。工夫ができていないだけ。目指すべきことをイメージしてそのための手法として何があるかを考えることが重要。」
非常に重たく感じました。
●主なスケジュール
<1日目:7/3(金)>
講義「住民に納得してもらうには」 加藤 秀樹(構想日本代表)
講義「自治体議会改革の取り組み状況」 川嶋 幸夫(構想日本政策アナリスト)
講義「政策を実現させるには」 穂坂邦夫氏(地方自立政策研究所代表、元志木市長)
<2日目:7/4(土)>
実践「財政状況をチェックするための決算統計の活用方法」 川嶋 幸夫(構想日本政策アナリスト)
講義「決算審査への事業仕分け手法の活用」 伊藤 伸(構想日本 総括ディレクター)
実践「模擬仕分け」