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公会計制度


2000/05/26(金)
【記事】太田市 行政コスト計算書を発表

市財政を分かりやすく 
自治日報 平成12年(2000年)5月26目(金躍臼)

 群馬県太田市はこのほど、企業会計の手法を取リ入れたバランスシート(貸借対照表〕などの財務諸表を発表した。

 一九九七年と九八年の財務状況を示すパランスシートと発生主義による年問収支状況を示す行政コスト計算書を示した。行政コスト計算書は全国の市町村で初めてという。

 それによると、九八年度の行政コストは三〇五億円。歳出決算総額から資産の増加や負債の減少分を差し引き、それに市債利子や減価償却分等の発生コストを加算、その金額から利用者負担や国の負担分を差し引いたものを行政コストとして示した。この行政コストに対し、市税等の収入は三〇七億円で、、差し引き二億円が同年度の黒字として残った。それに国庫支出金や県支出金、一般財源等一、三〇〇億円を合わせた額を市の正味資産として計上した。

 パランスシートでは、道路、河川、学校などの有形固定資産と流動資産の合計が一、九八一億円で負債は市債、退職給与引当金などで六七九億円、正味資産一、三〇二億円となっている。

 同市では、このようにこれまでと異なる角度から財政状況を明らかにすることで、市の財政状況の正確な姿を市民に理解してもらい、市民参加のまちづくりを推進したいとしている。

 今後は自治省のバランスシート作成基準や地方公会計研究会の成果も踏まえた見直しを行い、評価方法の精度を向上させていくという。



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