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施設仕分け


2014/10/08(水)
市営住宅の見直しに向けて「市民討議会」を開催=松阪市 ―スムーズな合意形成を得るために―

バブル崩壊後、リストラ旋風の中で企業が最も切り込んだのが土地建物や施設です。経済的な負担が莫大だったからです。

一方で、国や自治体はその後もハコモノを増やしつづけ、今やその中には不良資産がたくさん含まれています。政府も危機感を持ち、それをうけて多くの自治体で公共施設白書や再編計画の作成が進められています。しかし机上のプランでは何も動きません。最大の課題は住民の合意形成です。

そこで、三重県松阪市は10月18日(土)に、「松阪市市営住宅のあり方市民討議会」を開催します。

構想日本は、松阪市の取り組みに全面的に協力しています。合意形成のために構想日本が編み出した手法は、

(1)公共白書ではなく「施設シート」を作る。「施設シート」は各団地の棟ごとに施設の現況や改修履歴、入居者の状況などをA4数枚の中に網羅する実践的なシートです。

(2)市営住宅の実情を現場調査でしっかり把握した上で、「課題と論点」をまとめる。これは住民が市営住宅のあり方を考える上での重要な参考資料です。

(3)無作為抽出で選ばれた「市民討議人」が結論をだす。構想日本が派遣する行政の現場に精通した「ナビゲーター」と、市の担当職員や関係住民との議論を聴いた上で、施設の総量や管理運営方法などについて判定します。

この手法によって資料作りは簡素化し、現場をふまえた議論に住民自身が加われます。その結果、行政が住民にお願いして回る「行政 対 住民」の構図ではなく、住民が「自分ごと」として、地域の将来について考え、判断し、そしてスムーズな合意形成が得られるようになるのです。

全ての自治体にとって必ず参考となる取り組みです。ネット中継も実施します。

ぜひ、ご覧ください。

【名 称】
「松阪市市営住宅のあり方市民討議会」

【日 時】
平成26年10月18日(土)13時30分~16時30分(予定)

【会 場】
松阪市産業振興センター 3階研修ホール(松阪市本町2176番地)
※会場についてのお問い合わせは
  松阪市役所経営企画部 公共施設マネジメント推進室(電話:0598-53-4103)

【主 催】
松阪市

【協 力】
構想日本

【参加者】
コーディネーター(進行役):山中光茂(松阪市長)
ナビゲーター(解説、論点提示役):赤井伸郎(大阪大学大学院教授)、川嶋幸夫(構想日本政策アナリスト)、谷口元(名古屋大学特任教授) 
市民討議人(判定役):無作為抽出で選ばれた住民10名程度
     説明者:松阪市職員

※詳細はこちら(松阪市ホームページ)
※インターネット中継します。

お問い合せ:構想日本 川嶋  TEL:03-5275-5607、e-mail shiwake@kosonippon.org



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