- 【No.744】「草むしりを職業に生きる」|株式会社草むしり 代表取締役 日本草むしりマイスター協会 会長 宮本 成人氏|
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J.I.メールニュース No.744 2016.02.18 発行
「草むしりを職業に生きる」
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【1】<巻頭寄稿文>
「草むしりを職業に生きる」
株式会社草むしり 代表取締役 日本草むしりマイスター協会 会長 宮本 成人
【2】<お知らせ>
(1) 第221回J.I.フォーラム 2月29日(月)開催
「 紛争、テロ、難民、その本質を考える そして、 私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える。」
(2) 今後の構想日本の活動
・河野 太郎大臣 茨城県行方市「第6回なめがた市民100人委員会」に参加。 他
(3) 「ふるさと住民票」 第一号 鳥取県日野町でカード交付式 開催
【3】<ご紹介>
(1) 「地域から考える気候変動問題~伊勢志摩サミットに向けて~」in 三重県 鳥羽
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【1】「草むしりを職業に生きる」
株式会社草むしり 代表取締役
日本草むしりマイスター協会 会長 宮本 成人
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8年前までの私は、転職を8回も繰り返し、そのたびに収入も肩書きも消え、俗に言われる「ダメ人間」そのものでした。
金も無く、手に職も資格もなしの44歳。人生を半ば諦めかけていました。そんな頃、友人に誘われ、生活のために植木屋のアルバイトをしたのがきっかけでした。
サラリーマンには二度と戻りたくないし、戻れない。飲食業が長かった私には、外仕事の爽快感、仕事の出来栄え、お客様の喜び、その全てが新鮮でした。
「草むしり」を仕事にしてみたいと思ったのは、自然の流れだったのかもしれません。
ただ、草むしりで仕事になるのか、生活が成り立つのかと、あざ笑う周囲がいたことも事実です。自分でも全然自信はありませんでした。それでも、半径2kmの範囲で庭付きの一軒家3000世帯に絞り、毎日毎日、踵が腫れるくらい手作りチラシを撒き続けました。
チラシにはビフォア・アフターではなくて、顔写真、プロフィールを載せ、自分自身を売り込むようにしました。やがて1軒2軒と注文をいただけるようになり、半年後、気づくと50枚のポスティングで1件の受注が入るようになっていたのです。
ニュースレター「草むしり通信」も作り、毎月お客様に配布するようにしました。この「草むしり通信」には、私の生い立ちや経歴、普段感じたこと、気づいたことなどの情報をお届けしました。有り難いことに、応援してくださるお客様も現れ始めました。プロフィールに書いた長野市出身がキーワードとなり、同郷のおばあちゃんがお客様になってくれたのです。毎月電話をくれては私を鼓舞してくれました。そして、その年の年末には100件の受注をいただけるようになっていたのです。
しかし、そのお客様が翌年リピートしてくれるという保証は無く、正月早々からチラシを撒き続けました。不安、焦燥、常に自分との闘いでした。自分を信じて、コツコツと撒き続けられたのは、もうダメ人間には戻りたくないという強い意志があったからこそです。鍵山秀三郎先生が「成功のコツは二つ」※とおっしゃいました。それを信じ、希望を持って、我武者羅に「保証の無い明日」を生きてきました。
そんな日々が7年続きました。人間やってみて、挑戦しなければわからないですね。
おかげさまで今、700軒のお客様といい関係を築けています。また、私のように草むしりを職業として生きたいという方々が、全国各地から研修に来て「草むしりマイスター」として独立しています。
※ 「成功のコツは二つ」 コツコツ
草むしりのサイトはこちら www.kusamushiri.com/
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宮本 成人 (みやもと しげと)
1965年長野市生まれ。群馬県高崎市在住。働く意義が分からず、職を転々とすること8回。植木屋さんに在職時、作業後のお客様の笑顔と、すがすがしさ、何ともいえない心地よさを実感し、44歳で、草むしり.comを創業。群馬県前橋市内半径2kmの狭い範囲で草むしりを始める。2012年、日本草むしりマイスター協会設立。研修後、草むしりマイスターとして自立している仲間が全国各地に点在している。
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
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【2】(1)第221回J.I.フォーラム 2月29日(月)開催
「 紛争、テロ、難民、その本質を考える そして、 私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える。」
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◯日 時:平成28年2月29日(月) 18:30~20:30(開場18:00)
◯会 場:日本財団ビル2階 大会議室 港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
◯ゲスト:アブディン モハメド オマル Mohamed Omer Abdin(東京外国語大学 特任助教、スーダン出身)
瀬谷ルミ子(NPO法人日本紛争予防センター 理事長)
ナジーブ・エルカシュ(ジャーナリスト、シリア出身)
◯コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本代表)
◯主 催:構想日本
◯共 催:渥美国際交流財団
◯定 員:160名
◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。
◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は懇親会参加とお申込み時に明記して下さい)
※フォーラム終了後、ゲストを囲んで、懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
※フォーラムへのご参加は2月29日(月)12:00まで info@kosonippon.org にお願いします。
お申し込みはこちらから http://kosonippon.org/wp-manager/forum/index.php
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(2)《今後の構想日本の活動》
《行政関係》
2016年2月21日(日) 茨城県 行方市「第6回なめがた市民100人委員会」
河野太郎大臣が、「なめがた市民100人委員会」を視察、その後パネルディスカッションにも参加。
お近くの方は、是非ご参加ください。
2月28日(日) 福岡県 大刀洗町事業仕分け
3月13日(日) 滋賀県 高島市「第3回ワークショップ」
今年度の実施一覧はこちらからご覧いただけます→ http://kosonippon.org/wp-manager/blog/?page_id=145
《その他》
2015年10月~隔週月曜日 京都大学経済学部 「公共経営論2」講義 (代表 加藤秀樹)
公共政策の各論を毎回ゲストの講義で進めました。ゲストは、
衆議院議員 河野 太郎氏、京都信用金庫 理事長 増田 寿幸氏、株式会社商工組合中央金庫 執行役員 小林 利典氏、財務省 近畿財務局長 武内 良樹氏、財務省 主税局主税企画官 関 禎一郎氏、厚生労働省 社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室長 榊原 毅氏、南日本ヘルスリサーチラボ代表・医師・前夕張市立診療所長 森田 洋之氏、前松阪市長 山中 光茂氏、浜松市長 鈴木 康友氏、外務省 高田 真理氏、小西美術工藝社 アトキンソン・デービッド・マーク氏、元ラグビーワールドカップ日本代表 平尾 剛氏。
2015年9月~毎週木曜日 法政大学 「NPO論II」講義 (総括ディレクター伊藤伸)
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(3)「ふるさと住民票」 第一号 鳥取県日野町「ふるさと住民票」カード交付式 開催
構想日本は、昨年8月20日に全国9つの自治体と「『ふるさと住民票』の提案」を記者発表しました。
その第一号として鳥取県日野町が運用を開始し、日野町のシンボルであるオシドリを描いた「ふるさと住民カード」の交付式が下記の通り行われます。
日本初の新たな試みに、是非ご注目下さい。
― 開 催 概 要 ―
景山町長から 全国第一号となる「ふるさと住民票」カードを、代表して2名に交付
【日 時】 2月22日(月) 10:30 ~11:00(予定)
【会 場】 鳥取県日野郡日野町役場 2階 大会議室
(URL:http://www.town.hino.tottori.jp/1009.htm)
【担 当】 日野町役場
(担当:企画政策課 電話:0859-72-0332 Fax:0859-72-1484)
日野町からのお知らせ http://www.town.hino.tottori.jp/secure/35121/1hurusatojuuminnhyou.pdf
日野町 カード紹介記事 http://mainichi.jp/articles/20160214/k00/00m/040/009000c
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【3】<ご紹介>
構想日本が応援している活動に関するお知らせです。
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(1)シンポジウム「地域から考える気候変動問題~伊勢志摩サミットに向けて~」
伊勢志摩サミットを5月にひかえる三重県において、地球規模の課題である気候変動問題に関する最新の動向を紹介すると共に、これらの情報をいかに伝えていくか、そして今後どのような対策を進めていくべきかを皆さんと考えていきます。
是非ご参加ください。
◇日 時:平成28年3月18日(金)13:00-16:00(予定)
◇会 場:鳥羽国際ホテル ハーバーウィング6Fバンケットルーム 海城(あまぎ)
〒860-0047 三重県鳥羽市鳥羽1丁目23番1号
◇内 容:講演1「気候変動問題の最新の動向について(仮)」、講演2「三重県における異常気象の現状と今後(仮)」
パネルディスカッション 登壇者 立花義裕氏/多森成子氏/北野大氏/平石尹彦氏/辻製油株式会社/環境省地球環境局研究調査室/学校法人梅村学園三重中学校・高等学校 科学技術部 代表生徒
◇定 員:100名
◇参加費:無料
◇申 込:事前申込制 平成28年3月14日(月)までに ※
◇主 催:環境省
◇共 催:三重県
WEBフォーム(https://ssl.form-mailer.jp/fms/8d4a479f418917)
Eメール(climate@gef.or.jp)、電話(03-5825-9735)またはFax(03-5825-9737)よりお申し込み下さい。
※参加募集は締切期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。
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